ディズニー三昧の一日

 先日の日曜日、我が息子の6歳の誕生日に、待ちに待ったディズニーランドに行ってきました。

img0001_t.jpg当日は、早朝、まずは満を持した妻が、始発の電車で舞浜駅へと出発、私と息子も1時間ほど遅れて家を出て、7時にランドの正面入口で合流しました。

何列かに分かれて並ぶラインの一つに、トップで妻が誇らしげに陣取っておりました。ファーストパスの取得に習熟した妻が、開門と同時に、一番人気のモンスターズ・インク"ライド&ゴーシーク!"に向かって一目散に駆けると同時に、私と息子は、早足ながらも割と余裕を持って、ピーターパン空の旅に向かいました。案の定、ここは未だ並ばずにすんなりと入れました。

 

img0003_t.jpg外へ出て、未だ誰も並んでいない空飛ぶダンボにでも乗って、おかあちゃんからの連絡を待とうかと息子と話し合っていると、妻からの携帯。人気のモンスターズの9時からのファーストパスが取れ、さらに今こちらに向かっているが、息子や妻が今回一番行きたがっているプーさんのハニーハントが、まだ朝早いせいか、並べば直ぐ入れるようだとの弾んだ声で、そこへ行くことにしました。妻はしきりに、モンスターズのファーストパスの取得に関して、自分の足もまだ捨てたものではない、でも今回の走行で、すべてのエネルギーを使い果たしたとか話しておりました。

 

 

img0004_t.jpgシステム調整とかで、若干待たされたものの、まもなくハニーポット(ハチミツ壺)に乗ることができました。蜂蜜の甘い香り、乗っているハニーポットの突然の進行、回転、ジャンプ等の誠に気まぐれな動き、大砲からのハニーの攻撃等で、息子も凄く気に入った様子。妻も、もう一度乗りたいとか上機嫌でした。

私の勘でなぜか、スプラッシュ・マウンテンのファーストパスをそのとき直ぐに取った後、早朝妻が取ったモンスターズのファーストパスの威力で、居並ぶ行列を尻目にすいすい前に進み、この4月にオープンしたばかりのこのアトラクションを楽しみました。

 

img0011_t.jpgその後、先ほどファーストパスを取得したスプラッシュ・マウンテンに乗り込み、これまた、ラッキーなことに、最前列に息子と陣取り、初のコースター系の乗り物に緊張する息子の肩を抱くようにしながら、最後の水しぶきの中へ突入!

 記念に撮られた写真を見ると、泣きそうな顔をぐっと冷静にこらえる、実にかわいらしい息子と共に、水しぶきで顔をくしゃくしゃにゆがめた自分と、吠えるように大声を張り上げた瞬間の妻の顔が並んでいました。これは、決して急降下ではなく、あくまで最前列でモロにかぶった水しぶきのせいでこんな顔になったのだと、しきりに説明を続ける自分でした。

 

img0024_t.jpgスプラッシュ・マウンテンのファーストパスを購入する列が、はやくも長蛇になってしまっているのを横目にして、すばやく、ホーンテッドマンションのファーストパスを入手しました。時計を見ると11時です。混雑するランチタイムが始まる寸前で、ちょうどよい時刻と思い、すぐさま、クイーン・オブ・ハートのバンケットホールと言う、おとぎ話の世界のようなインテリアのレストランに入りました。

カフェテリア方式の、何か懐かしい形式で、息子の誕生日を祝して、かわいらしいデコレーションケーキもお盆に乗せました。ディズニーランドの明るいレストランで、お誕生日おめでとう!と祝うのも確かにいい感じです。もっとも、息子も妻も、食事後のケーキはショートサイズで、残りの決して小さくはないサイズの半分以上は、私が平らげたのですが、やせの大食いは、いまだ健在なのでしょうか・・・

 

  img0030_t.jpg

昨年しっかり確認してしまった、不気味というか本当に一番怖い!白雪姫と七人のこびとはなぜか、家族全員、暗黙の了解のごとくスルーで、やや怖い?ホーンテッドマンションに向かいましたが、ファーストパスの威力で、これまたほとんど待たずに入れました。この後、昨年息子に大変好評だった、バズ・ライトイヤーのアストロブラスターのファーストパスを抜け目なく取得しておきました。

その後、まるで、もう何十回も来ている常連さんのようだねと妻と笑いあいながら、昼下がりの買い物を楽しみました。人前で何かをして、観客?を楽しませることが大好きな息子に、1本の鉛筆が、3本に切れたり、又つながったりのディズニーランド・オリジナルの手品セットを、誕生日祝いとして、マジックショップで買ってあげました。
かなり気に入ったようです。

外へ出ると、ちょうど昼間のパレードが始まっていました。今回は、昨年のように、沿道付近で1時間も前から場所を確保し待つことはせず、次のアトラクションに向かう道すがら、シンデレラ城近くの、沿道からちょっと離れた橋の欄干で足を止めて、次々と現れては流れていくフロートを眺めることで十分味わうことができました。 

 

img0033_t.jpgその後も、ミクロアドベンチャー、空飛ぶダンボ、ドナルドのボート、魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ"アロハ・エ・コモ・マ  イ!"、グーフィーのはずむ家、チップとデールのツリーハウス、ガジェットのゴーコースター、ダウンタウン・トゥーンタウン散策等、もうズバズバ狙っては決まり、堪能してゆきました。

 やがて夕刻になり、あらかじめ予約していた、ポリネシアンテラス・レストランで、ミッキーとミニーのポリネシアン・パラダイスのディナーショーを見ながらの夕食となりました。このようなちゃんとした食事は久しぶりのような気がします。

 

img0054_t.jpg給仕係が厳かに各テーブルに説明に来てくれて、アセロラ・ゼリーの入ったポリネシアンパンチは何杯でもお替り自由ですよ、と言っていたのをはっきりと聞き取れず、ライスやおかずもお替り自由ですか?と聞き返していた自分に、妻があきれ果てていました。

メインディッシュが終了後、舞台でプロのダンサーが、皆さん、ご一緒に!と言ってフラダンスを教えてくれたのですが、もちろん、妻も私も、せっかくの機会と、立ち上がり、自分なりの振り付けで、見よう見まねで腰を振りながら踊りました。息子も最初は面白がって、ニコニコしながら踊っていたのですが、まもなく座り込んでしまいました。かなり疲れていたのだと思います。

 

img0057_t.jpgここで、どのガイドブックにも載っていなかった、驚きの趣向が披露されました。40〜50代と思われるおじさんばかりが、7〜8人、突然指名されて、舞台に上がるよう指示されました。残念ながら、自分は漏れましたが、先のフラダンスでチェックが入っていたのかもしれません(笑)。

ダンサーと共に、タヒチのポリネシアン・ダンスを、おじさんたちが踊り始めました。結構うまい人もそれなり〜下手な人も、何せおじさんでありますから、仕草が滑稽で、自然に笑いの輪が広がり、爆笑の渦が起こりました。

 

img0063_t.jpg夕食後も、好調は続きます。ジャングルクルーズを楽しんだ後、今回参加したアトラクションの中では、スプラッシュ・マウンテンについで私が高評価を与えたのが、カリブの海賊なのですが、すぐさま一船貸しきり状態で乗船することができました。ここでは西洋の真実〜裏?の歴史を垣間見た気がします。

地下の世界から外へ出ると、ちょうど夜のパレードが始まっていました。ちょっと足を止めながら、クリスタルパレス・レストラン横付近の広場から、ネオンで光り輝く各フロートを眺めました。それが終わると、遠巻きにずっと気になっていたスタージェットに乗り、上空からの光り輝くランド模様を観賞。

 

下界に戻ると、何と、空模様の関係で今日は無理かと思われた花火を開始するとのアナウンス!ちょうど、シンデレラ城の前の広場を歩いていたので、そこに皆で座り込みました。上空、城の横に広がる花火と、それを身動きもせず見入っている息子の横顔を見ていると、胸が熱くなってきました。

その後も、イッツ・ア・スモールワールド、キャッスルカルーセル(回転木馬)、スターツアーズ。ついに、閉園時刻の10時直前となりました。でも、息子と妻にプレゼントをしようと、出口に急ぐ多くのお客さんの流れに逆らうように、急に早足で、プーさんのハニーハントに再度、向かったのです!

もうだめだよと、言いながらも妻と息子も遅れて付いてきます。でも自分には確信がありました。長蛇の列が決して絶えず、閉園90分前の夜8時半の時点でも、ファーストパスによるハニーハントに入れる時刻が何と夜10時と記載されていたことが記憶にあったからです。  10時に間に合えば絶対大丈夫!そのとおりでした。

ほぼ10時に、まず私が大丈夫かな?と係りの人を見つめながら、入ってゆこうとすると、ようこそ!と温かく迎えられました。やがて息子や妻も入ってきました。でもその後も、大丈夫だった!、信じられない!、よかった!、とか言いながら、他の家族連れも入ってきました。もう10時過ぎなのに、その中は別世界でした。最後まであきらめない!?多くの熱心なファンで結構いっぱいだったのです!

ついに大人気のプーさん、2回も堪能してしまいました。ハニーハントを出るときは、もちろん、行ってらっしゃい!でした。感動ものでした。何か客商売の極意を見たような気がします(笑)。

img0064_t.jpg昨年息子が、5歳の誕生日を記念して、ディズニーランド・デビューするまでは、すっかりご無沙汰の自分で、今回も、にわか勉強して乗り物等のイメージは頭に入れてきたものの、名前や各エリアもほとんどわからない状態でした。

それにも係わらず、ファーストパスで乗るアトラクションの瞬時の選択やタイミング、ファーストパスを使わないで直で並ぶ決断とタイミング、レストランに入るタイミング等、ずばずば面白いように決まり、相当混み合った日曜日の一日では、とても信じられないくらい、ほぼすべてのアトラクションを堪能することができ、今回は、妻も夫の頼りがいを少し見直してくれたようです(笑)。

 

さらにほとんどのアトラクションで、最前列に座ることができ、天気も予想に反して午後からは晴れ間となったりで、まさに運もすっかり味方してくれたようです。

 

img0069_t.jpgそれにしても、息子の頑張り?には驚きます。何せ朝5時に起きてから、閉園過ぎの夜10時半に至るまで、大騒ぎだったのですから。さすがに帰りの電車内では、ぐったりもたれかかって寝てしまいましたが・・・

でも家に着くとまた復活(笑)して、鉛筆の手品を出して早速やり始めてしまいました。軽くシャワーを浴びてお休みを言って時計を見ると、もう12時を軽く回っていました。普段ならこんな遅くまでは絶対許さないのですが、今日は特別ですね。ずっと前から楽しみにしていたディズニー三昧の一日だったんです。それに、ミッキーと肩を並べる最高のヒーローだったのですから・・・

 

 

 

 

このブログ記事について

このブログは、グリーク治療院の院長が書いているブログです。
グリーク治療院については、こちらをご参照ください。

※「院長ブログ」内の画像・記事の無断での複製・転載・転用は一切禁止とさせていただきます。

このページは、greekが2009年6月14日 00:19に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「七五三を終えて」です。

次のブログ記事は「6周年に当たって」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

アーカイブ

Powered by Movable Type 4.21-ja